糸静線と塩の道(北部)ジオサイト紹介者:土田孝雄さん5時間コース
塩や日本海の海の幸を運んだ「塩の道」は、内陸の人たちにとって生命の道でした。その道である「糸静線」を巡るコースです。
塩や日本海の海の幸を運んだ「塩の道」は、内陸の人たちにとって生命の道でした。その道である「糸静線」を巡るコースです。
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- JR糸魚川駅
- 車で約15分
- 1:大野小学校前・新舟地域
- 徒歩で約30分
- 2:上大野・茶屋跡
- 徒歩で約30分
- 3:史跡大野のウトウ
- 徒歩で約40分
- 4:中山峠から根知・仁王堂へ
- 徒歩で約10分
- 5:農村公園∼枕状溶岩
- 徒歩で約10分
- 6:フォッサマグナパーク
巨大枕状溶岩 - 徒歩で約20分
- 7:フォッサマグナパーク 断層露頭
- 徒歩で約20分
- JR根知駅
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- 1:大野小学校前・新舟地域
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道標に従って十王堂・六地蔵・馬頭観音石仏群を拝み、集落に入ります。大野神社社叢と石灯を経て自然石に刻まれた「右井ノ口村、左志ん志やう」に出会います。
(見学約5分)
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- 2:上大野・茶屋跡
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古い道には茶屋などが多くありました。旅人が休む場所は必ず用意されており、エネルギーの補充だけでなく、他の旅人と情報を交換したり互いに安全な旅を確認した重要な拠点でもありました。
(見学約5分)
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- 3:史跡大野のウトウ
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カンパ地蔵をまつるお堂を経て「大野のウトウ」というU字形に掘りこまれた切り通しに至ります。
これらのU字状の切り通しを当地ではウトウといいます。人力と自然と人馬の往来が作り出した道形です。
(見学所要時間:約5分)
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- 4:中山峠から根知・仁王堂へ
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- ウトウは巧みに姫川づたいの尾根を切りこみ、地滑りにあったところを避けながら根知谷へ向かいます。最短距離と安全確保の道づくりです。
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- 5:農村公園〜枕状溶岩
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根知川右岸伝いにやや下り、枕状溶岩の露頭部に至ります。
枕状溶岩は、海底に流れ出た溶岩がチューブ状に流出、次々と冷却し積み重なったものです。 積み重なった溶岩と溶岩の間に暗緑色の碧玉(へきぎょく)ができています。珪酸分の多い熱水が枕と枕の間に入ってできたものです。
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根知川右岸伝いにやや下り、枕状溶岩の露頭部に至ります。
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- 6:フォッサマグナパーク 巨大枕状溶岩
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根知川右岸伝いにやや下り、枕状溶岩の露頭部に至ります。
枕状溶岩は、海底に流れ出た溶岩がチューブ状に流出、次々と冷却し積み重なったものです。 積み重なった溶岩と溶岩の間に暗緑色の碧玉(へきぎょく)ができています。 珪酸分の多い熱水が枕と枕の間に入ってできたものです。
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- 7:フォッサマグナパーク 断層露頭
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- 糸魚川〜静岡構造線の断層が観察できます。 断層破砕帯の右側は1600万年前の安山岩で、左側のやや暗緑色の変はんれい岩は2億6000万年よりも古いもの。日本列島を真二つに分ける断層面が見られます。