根知山寺の延年「おててこ舞」
「おててこ舞」は根知地区山寺集落で古来から保存・伝承されている「根知山寺の延年」の事をいい、
舞の中の有名な踊り「おててこ舞」が一般に祭りの総称として広く親しまれています。
山寺の名の由来は、修験坊12ヶ寺がこの地に栄えたことからきているといわれ、現在はその一つ金蔵院(こんぞういん)のみが残っています。
「延年」という名称は、「遐令延年(かれいえんねん)」という言葉に由来し、「遐令」は長寿のことを意味します。
芸能によって心を和らげることが寿福増長につながるといったことから、「延年」とは奈良や京都の寺院で法会の後に行われた余興の歌舞遊宴の芸能を指します。 「根知山寺の延年」は、県内に伝わる唯一の延年芸能であり、昭和55年1月28日に国指定重要無形民俗文化財に指定されています。
この山寺の延年は、風流(初期の歌舞伎踊)と稚児舞楽を中心に神楽・万才・獅子舞の類が加えられた計10曲で構成されています。 舞の由来や起源は明らかではありませんが、歌詞の中に室町小歌に見られるような言葉や使い方があって、京都の流れを汲み、400〜500年前から伝わるものと考えられています。 毎年9月1日の日吉神社の祭礼に奉納され、また、前日8月31日の夜には宵宮として9曲が奉納されるほか、夜店や盆踊りもあり、山里ならではの風情が感じられます。
「延年」という名称は、「遐令延年(かれいえんねん)」という言葉に由来し、「遐令」は長寿のことを意味します。
芸能によって心を和らげることが寿福増長につながるといったことから、「延年」とは奈良や京都の寺院で法会の後に行われた余興の歌舞遊宴の芸能を指します。 「根知山寺の延年」は、県内に伝わる唯一の延年芸能であり、昭和55年1月28日に国指定重要無形民俗文化財に指定されています。
この山寺の延年は、風流(初期の歌舞伎踊)と稚児舞楽を中心に神楽・万才・獅子舞の類が加えられた計10曲で構成されています。 舞の由来や起源は明らかではありませんが、歌詞の中に室町小歌に見られるような言葉や使い方があって、京都の流れを汲み、400〜500年前から伝わるものと考えられています。 毎年9月1日の日吉神社の祭礼に奉納され、また、前日8月31日の夜には宵宮として9曲が奉納されるほか、夜店や盆踊りもあり、山里ならではの風情が感じられます。
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