市振
市振は昔、旧北陸道の難所「親不知・子不知」の西にあたる宿場町として賑わっていました。市振には関所跡をはじめとする往時を偲ばせる遺物が数多く残っており、小さな町でありながら奥深い歴史を感じることができます。
市振海岸は県立自然公園になっており、白亜紀の火山岩でできた山が海岸線までせまります。背後の山々には、蛇紋岩・来馬層群・手取層群などの地層が分布します。海岸は砂利浜であり、水磨された岩石組織が明瞭な手標本サイズの礫で埋め尽くされ、とくにきれいなヒスイを観察することができます。約20年前に地すべりが発生し大きな被害を受けた玉の木地区を経て境川へ出ます。新潟・富山県境の境川からは来馬層群の砂岩や泥岩が運ばれてきます。とくに黒い泥岩の中には、二枚貝化石・植物化石・アンモナイト化石などがみつかります。
市振海岸は県立自然公園になっており、白亜紀の火山岩でできた山が海岸線までせまります。背後の山々には、蛇紋岩・来馬層群・手取層群などの地層が分布します。海岸は砂利浜であり、水磨された岩石組織が明瞭な手標本サイズの礫で埋め尽くされ、とくにきれいなヒスイを観察することができます。約20年前に地すべりが発生し大きな被害を受けた玉の木地区を経て境川へ出ます。新潟・富山県境の境川からは来馬層群の砂岩や泥岩が運ばれてきます。とくに黒い泥岩の中には、二枚貝化石・植物化石・アンモナイト化石などがみつかります。
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