飯物
- 笹の押し寿司
- 糸魚川の代表的な郷土料理ですが、地域や家庭によって味も見た目も違います。
-
-
ご飯の材料(5人分) |
分量 |
笹の葉 |
22∼30枚 |
米 |
3カップ |
酒 |
大さじ1 |
昆布 |
5センチメートル四方 |
酢 |
60CC |
砂糖 |
大さじ3 |
塩 |
大さじ1 |
具の材料1 |
分量 |
紅生姜 |
50グラム |
昆布の佃煮 |
50グラム |
青しその実 |
50グラム |
具の材料2 |
分量 |
鯖缶又は鮭缶 |
1個 |
砂糖 |
大さじ1 |
酒 |
大さじ1 |
醤油 |
大さじ1 |
-
具の材料3 |
分量 |
干し椎茸 |
8枚 |
砂糖 |
小さじ1 |
みりん |
小さじ1 |
醤油 |
小さじ1 |
具の材料4 |
分量 |
卵 |
2個 |
砂糖 |
大さじ2 |
酒 |
大さじ2 |
塩 |
少々 |
具の材料5 |
分量 |
クルミ |
70グラム |
砂糖 |
大さじ1 |
醤油 |
大さじ2分の1 |
酒 |
大さじ1 |
みりん |
大さじ1 |
- 作り方
- 1:米は酒と昆布を加えて固めに炊き、合わせ酢を混ぜて寿し飯を作ります。
- 2:鯖・クルミ・干ししいたけはそれぞれ調味料を加えて煮ます。
- 3:卵も調味料を加えていり卵にします。
- 4:寿司箱に裏面を上にした笹を敷き、その上に寿し飯をのせます。
- 5:その上に具を中心から彩りよく並べていきます。
- 6:1枚目が終ったらその上にまた笹を敷き、2枚目3枚目を重ねて作ります。
- 7:並べ終えたら笹の葉をかぶせ、フタをして重石で押します。
- 芋のこの焼き餅
- 昔は里芋のくずと米のくず(いりこ)で作っていました。
今では作る人が少なくなっています。よもぎを入れたり、小豆あんを包んだりする作り方もあります。
-
材料 |
分量 |
里芋(皮むき済み) |
1キログラム |
米粉 |
1キログラム |
水 |
1リットル |
- 作り方
- 1:皮をむいた里芋を水から茹でて柔らかくします。
- 2:そこに米の粉を入れて5分程度煮ます。(かき混ぜると焦げ付くので注意)
- 3:火からおろし、すりこ木でつきながらこねます。
- 4:丸めて両面を焼いたら完成です。
- けんさい飯
- 田舎風焼きおにぎりです。
-
-
材料(ごまみそ) |
分量 |
ごま |
適量 |
砂糖 |
適量 |
みそ |
適量 |
-
材料(ゆずみそ) |
分量 |
ゆず |
適量 |
砂糖 |
適量 |
ごま |
適量 |
みそ |
適量 |
- 作り方
- 1:ゆずみそ・・・ごまは炒り、ゆずはみじん切りにしてすり鉢でよくすり、みそと砂糖を加えます。
- 2:ごまみそ・・・ごまは炒ってすり鉢でよくすり、みそと砂糖を加えます。
- 3:ご飯でおにぎりを作り、フライパンやホットプレートで両面をこんがり焼き、仕上げに好みのみそを塗って出来あがりです。
- イカ飯
- 入梅に取れるイカをさずりイカと呼びやわらかいイカで作る家庭料理です。
-
-
材料 |
分量 |
イカ |
6杯 |
もち米 |
1合 |
昆布 |
5cm×10cm |
酒 |
大さじ1 |
-
材料 |
分量 |
みりん |
大さじ1 |
砂糖 |
大さじ1.5 |
しょうゆ |
大さじ2 |
水 |
適量 |
- 作り方
- 1:もち米は水洗いをして、30分程水につけてザルにあげます。
- 2:イカは水洗いをし内蔵を取り出し、足・口・目を取ります。胴体は水洗いをしてから水気を切り、足は1cm程に切ります。
- 3:1のもち米と4のイカの足をイカの胴体に詰め、楊枝で止めます。
- 4:鍋に昆布を敷き、3のイカを並べ水をひたひたに入れ、調味料を加えたら落とし蓋をして強火で煮ます。
- 5:沸騰したら弱火にして、途中イカを返しながら1時間程煮ます。
- 草もち
- 冬の間に不足しがちな栄養素を補う為の生活の知恵から生まれた料理です。
- 作り方
- 1:もち米は洗って一晩浸水し、ザルに入れて水を切ります。(よもぎを茹でた汁にもち米を浸しても良い)
- 2:よもぎはたっぷりの熱湯に重曹を入れ、色良く茹でて流水で冷まし、水を加えながらよくさらしかたく絞ります。
- 3:もちつき機でもち米を蒸し、刻んだよもぎを入れてつきます。
- 4:のし餅、餡入り、きなこがけ等お好みでどうぞ。
- おねり
- 食べ物がない時代にくず米の粉を利用して作った“かて飯”です。
-
材料(5人分) |
分量 |
うるち米の粉 |
適量 |
水 |
適量 |
きな粉 |
適量 |
- 作り方
- 1:お湯を煮立たせたらその中に米粉を入れ、手早くかき混ぜます。
- 2:耳たぶくらいの柔らかさに練り上げたら、食べやすい大きさにちぎります。
- 3:きな粉をつけて完成です。
- ※形よくまとめて“ワタシ”で焼いたものが焼きもちです。
- ※お湯を煮立たせる時、里芋を入れ、芋がやわらかくなるまで煮てから粉を入れるとツルンとして美味しくなります。